国交省など、過去最大の20カ所で展開
国土交通省は11月5日、警察や高速道路会社、東京都、埼玉県などと連携し、首都圏で過積載の大規模な取り締まりを同日実施したと発表した。
取り締まり場所は過去最大となる20カ所に及び、午前と午後の計2回実施。計83台を計測し、このうち道路法違反を確認した39台に指導警告や措置命令を実施した。併せて、道路運送車両法に違反した4台に整備命令を出した。
指導警告は違反の程度が軽微なため、是正するよう指導。措置命令は違反車両に積載物を減らすか高速道路から出るよう命じる。措置命令を出した事例としては、車両総重量が制限値(20トン)の1・7倍の34トンに達しており、高速道路から出るよう命じた。
※以下、取り締まりの様子(国交省報道発表資料より引用・クリックで拡大)
道路運送車両法と道路法による合同取り締まり(東京・辰巳車両取締基地)
(藤原秀行)