自然冷媒導入率80%以上など目標のサステナビリティ計画も策定
横浜冷凍(ヨコレイ)は11月13日、2020年10月から30年9月までの10年間を対象とする長期事業ビジョン「ヨコレイ事業ビジョン2030」を公表した。
冷蔵倉庫事業は「伝統と革新を融合したスマートコールドサービスの提供」を公約に掲げ、連結全体の低量目標として最終年度の30年9月期(29年度)に売上高を20年9月期(19年度)実績から47・8%増の1700億円、営業利益を2・9倍の100億円、EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)は170億円を目指す。
併せて、環境負荷を軽減し持続可能な社会構築への貢献を図る「ヨコレイサステナビリティビジョン2030」も発表。長期事業ビジョンと同じ期間に収容能力当たりの温室効果ガス排出量を15年比40%削減、自然冷媒導入率80%以上、働きがいを実感する従業員の割合80%以上、女性管理職人数を21年9月期(20年度)比2倍以上とすることを打ち出している。
さらに、新たな中期経営計画(第Ⅰ期)も策定。23年9月期(22年度)までの3年間が対象で、最終年度の連結売上高1310億円、営業利益60億円、EBITDA120億円を目標としている。
(藤原秀行)