乗客待ちなどの時間帯に配達実施
佐川急便と鳥取県大山町は11月28日、同町が同県内の日興タクシーに委託、運行している普通乗用車を使ったデマンドバス「スマイル大山号」を使って宅配荷物を運ぶか客混載事業を同24日に始めたと発表した。
佐川の米子営業所が、デマンドバスの車両の空きスペースに荷物を積み込み、旅客事業を行わない乗客待ちなどの時間帯に配達。その後は不在だった荷物を佐川のドライバーに引き渡す。
佐川が鳥取県で貨客混載事業を展開するのは今回が初めて。配送を効率化したい佐川と、住民サービスを高めたい同町、車両の有効活用を進めたい日興タクシーの思惑が一致した。
貨客混載事業の流れ(佐川急便プレスリリースより引用・クリックで拡大)
(藤原秀行)