初の直航サービス、日系企業などの物流需要取り込み図る
三井倉庫は12月3日、同社が日本総代理店を務めている中国の「華信集装箱運輸(HUAXIN CONTAINER LINES)」が今年5月から提供している中国江蘇省張家港・南通と日本主要港(東京、横浜、名古屋、大阪、神戸)を結ぶコンテナ定期サービスに関し、新たに、同省の常熟への寄港を開始すると発表した。
常熟を12月18日に出港する分からの取り扱いとなる。常熟は上海や無錫、南通など主要都市に隣接した物流の要衝。日系企業をはじめ多くの企業が進出し、長江デルタで飛躍的に経済発展している。初の直航サービスを展開、物流需要を取り込みたい考えだ。
常熟の概要(三井倉庫提供・クリックで拡大)
(藤原秀行)※写真はイメージ