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JR貨物と三井不動産、東京・品川の東京貨物ターミナル駅構内で大規模物流施設着工へ

JR貨物と三井不動産、東京・品川の東京貨物ターミナル駅構内で大規模物流施設着工へ

17・4万平方メートル、22年8月竣工予定

※記者会見のコメントを追加しました

JR貨物と三井不動産は12月10日、東京都品川区八潮の東京貨物ターミナル駅構内で、大規模なマルチテナント型物流施設「東京レールゲートEAST」の開発を本格化させると発表した。現地で同日、起工式を行った。

鉄骨造(一部CFT造・免震構造)で地上5階建て、延べ床面積は17万4404平方メートルを計画。2021年1月1日に着工し、竣工は22年8月を見込む。

首都高速湾岸線の大井南IC、羽田線の平和島ICからそれぞれ約2キロメートルに位置し、東京港の国際コンテナターミナルから約2キロメートル、羽田空港国際貨物地区へも約4キロメートルと主要な物流インフラにも近接している。

72時間対応可能な非常用発電機を導入するほか、24時間有人管理とするなど、BCP(事業継続計画)にも十分配慮する。庫内照明点滅の自動化や電気自動車(EV)充電スタンドの設置、雨水の利用、CO2センサーによる施設内の換気量制御、屋上緑化といった環境配慮技術も積極的に取り入れる。需要が拡大している冷凍・冷蔵設備にも対応する。

隣接地ではJR貨物が開発した「東京レールゲートWEST」が今年2月に完成、満床稼働している。貨物駅構内で2つの施設を連携して運営し、荷主企業や物流事業者の業務効率化、モーダルシフトの需要に対応する。

起工式後、現地で記者会見したJR貨物の真貝康一社長は「トラックドライバー不足が深刻化している中、鉄道輸送は1編成で10トントラック65台分の貨物を一挙に運べる労働生産性にも優れている。(CO2排出量がトラックより少ない)環境優位性や労働生産性の高さをしっかりと物流の価値向上につなげていきたい」と強調。

三井不動産の三木孝行常務執行役員ロジスティクス本部長は「今回の物件は日本における物流施設のナンバーワンであり、立地やグレード、仕様、環境への配慮などいろんな点で見て最高の物件になると思っている」と語り、満床稼働に向けリーシングに注力する方針を示した。


「東京レールゲートEAST」の完成イメージ(両社提供・クリックで拡大)


東京貨物ターミナル駅構内で2棟が完成した時のイメージ。右が「東京レールゲートEAST」(両社提供・クリックで拡大)


「東京レールゲートWEST」最上階から見た「EAST」建設地(クリックで拡大)

(藤原秀行)

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