21年4月完成予定の物流施設で共用部分を避難場所に提供、敷地で救援物資を保管・集積も
大和ハウス工業と佐賀県鳥栖市は12月10日、同市で開発を進めているマルチテナント型物流施設「DPL鳥栖」に関連し、「地震等の災害発生時における市民生活の支援に関する協定書」を同日付で締結したと発表した。
地震などが起きた際、DPL鳥栖のカフェテリアやトイレなど共用部分を避難場所として提供するほか、敷地を支援物資の一時保管・集積場所として使ってもらったり、物資を適切に管理できるようサポートしたり、駐車場として利用可能にしたりすることなどが柱。
DPL鳥栖は鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄骨造の地上2階建て、賃貸面積は4万7788平方メートルを計画している。竣工は2021年4月末の予定。
「DPL鳥栖」の完成イメージ(大和ハウス工業提供・クリックで拡大)
(藤原秀行)