大和物流、香川・丸亀で新たな物流センターが稼働開始

大和物流、香川・丸亀で新たな物流センターが稼働開始

高床、低床のハイブリッド式バースで幅広いニーズに対応

大和ハウスグループの大和物流は3月31日、香川県丸亀市で新たな物流施設「丸亀物流センター」の稼働を4月1日に始めると発表した。

地上2階建て、延床面積は1万4478㎡。


丸亀物流センターの外観

建築現場向け資材のほか、日用品や雑貨、飲料といった幅広い貨物を取り扱い、複数貨物の積み合わせや、店舗向けの共同納品など、輸配送コストの低減や配送サービスの向上につながる多様なソリューションを展開していく構え。

瀬戸中央自動車道の坂出北ICから約8.6km、坂出ICから約8.8km、高松自動車道の善通寺ICから約8.4km。四国エリア全域に車で3時間30分以内にアクセスできる広域配送拠点として最適な場所に位置しているという。

本州と四国を結ぶ瀬戸大橋にも近く、岡山市へ車で1時間圏内と、四国と本州をつなぐ物流拠点としても機能することを想定。四国エリアをカバーするデポ拠点や、中継・2次配送拠点などとして、在庫管理や流通加工、輸配送といった各種物流サービスを提供する。


広域図

北側をかご台車などの入出庫作業に適した高床式、東側を重量物の保管・荷役にも対応できる低床式とした「ハイブリッド式バース」を採用。建材・産業機器といった重量物から、細かな流通加工や衛生管理を伴う消費財まで様々な貨物の取り扱いが可能。天井クレーンを設置しているため、大型製品や長尺物、異形物などの入出荷にも対応できる。

施設概要
名称:大和物流株式会社「丸亀物流センター」
所在地:香川県丸亀市蓬萊町7番5
敷地面積:12,998.56㎡(約3,932.06坪)
延床面積:14,478.60㎡(約4,379.78坪)
構造:鉄骨造地上2階建て
バース形状:北側:高床式 東側:低床式
床荷重:各階2.0t/㎡
梁下有効高:各階5.5m
搬送設備:貨物用エレベーター3基(4.6t:1基、3.6t:2基)、垂直搬送機1基(1.8t)、天井クレーン1基(2.8t)
アクセス:高松自動車道「善通寺インターチェンジ」から約8.4km、瀬戸中央自動車道「坂出北インターチェンジ」から約8.6km、瀬戸中央自動車道「坂出インターチェンジ」から約8.8km
最寄り駅:JR四国予讃線「丸亀駅」から約2.1km
着工:2022年5月11日
竣工:2023年3月31日
施主:大和物流株式会社
設計・施工:大和ハウス工業株式会社
運営:大和物流株式会社

(藤原秀行)※いずれも大和物流提供

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