3rdcompassとANACargo、鹿児島空港連絡バス使った貨客混載で首都圏への海産物迅速輸送を開始

3rdcompassとANACargo、鹿児島空港連絡バス使った貨客混載で首都圏への海産物迅速輸送を開始

コスト抑制とリードタイム短縮を実現、水揚げ翌日に配送

地方創生支援などを手掛ける3rdcompass(サードコンパス、東京都渋谷区渋谷)は12月18日、ANACargoや南国交通(鹿児島市)と連携し、鹿児島空港連絡バスを使った貨客混載で海産物を首都圏へ迅速に届ける取り組みを始めたと発表した。

鮮度の良い食材や規格外の商品を販売するウェブサイト「エドノイチ」向けの商品が対象。従来は鹿児島県内の生産地から鹿児島空港まで陸路で2時間弱要していたが、バスの貨物室に海産物を積み込む貨客混載でコスト抑制と輸送リードタイム短縮を実現。消費地の首都圏で販促を図る。

第1弾として、鹿児島空港と阿久根・長島地区(出水)エリア間で同日から貨客混載を実施。水揚げの翌日には首都圏の消費者に鮮度を保ったまま商品を届けられるようにした。3rdcompassなどは水揚げ当日中の配送を実施したい考えだ。


貨客混載のイメージ(以下、いずれも3rdcompass提供・クリックで拡大)


海産物のイメージ

(藤原秀行)

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