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KWE・鳥居社長「APLLは今通期で完全黒字に転換へ」

KWE・鳥居社長「APLLは今通期で完全黒字に転換へ」

損益管理の徹底と条件改定で期初見込みを前倒し

 近鉄エクスプレス(KWE)の鳥居伸年社長は11月8日に開いた2018年9月中間期決算説明会で、15年5月に買収したシンガポール物流大手APLロジスティクス(APLL)が今通期で完全黒字に転換できるとの見通しを示した。

 当中間期におけるAPLLの業績は売上高が前年同期比1.2%増の948億9300万円、営業利益は147.5%増の28億円。引き続きのれん償却などを行ったことで最終的には1億8600万円の営業損失となったが、前年同期(19億6800万円の営業損失)から大きく改善した。

 この要因について鳥居社長は「もともと粗利ベースだったAPLLの損益管理基準を改め、直接原価・間接原価も含めたより一段厳しいレベルで分析。並行して倉庫案件を中心に顧客との条件改定を粘り強く進めてきた」と解説。

 今下期でこれら効果が本格的に反映されることから「期初ではのれん代を差し引いてマイナス4億円を見込んでいたが、現時点でプラス2億円というところまできた」と今後の展開をポジティブに捉えている。

 APLLに関しては買収金額の割高感やシナジー創出を懸念する向きもあったが、損益管理の徹底など一連の取り組みにより早期業績回復にめどが付いたことを強調した。

(鳥羽俊一)


会見する鳥居社長

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