個人や少量・不定期出荷の企業に対応、ネット申し込みやカード決済可能
国際物流ECMSの日本法人、ECMSジャパンは1月22日、米国やアジア向けの格安国際宅配便サービス「ECMSスタンダードエクスプレス」の販売を始めたと発表した。従来の企業向けに加え、個人も利用できる新サービスを展開する。
発送可能なのは米国や中国、台湾、香港、韓国、シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシアの計9カ国・地域。海外目的地までのドア・ツー・ドア輸送に対応しており、料金は一例として米国向けの場合、1キログラムの荷物で2600円と、EMS(国際スピード郵便)より300円割安に設定しており、リードタイムは7~14日という。
インターネットでの出荷申し込みやクレジットカード決済による料金支払いも可能。新型コロナウイルスの感染拡大で旅客需要が激減、国際航空貨物の輸送力が低下し個人や少量・不定期出荷をする企業からも対応を求める声が挙がっているのを踏まえ、新商品発売にこぎつけた。
専用ウェブサイトのトップ画面イメージ(以下、いずれもECMSジャパン提供・クリックで拡大)
(藤原秀行)