ビジネス書評・本棚からひとつかみ『サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい』

ビジネス書評・本棚からひとつかみ『サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい』

(三戸政和著・講談社+α文庫)

 転職や起業が広く定着した今、投資ファンドを運営する著者は新たなキャリアアップの手段として、好業績の優良中小企業を個人が買収してオーナーになる「個人M&A」を訴える。会社という器を受け継いだ上で、雇われていた際の経験をフルに生かし、経営を刷新して役員報酬アップや企業価値向上を実現することで、大きな資産を持つ「資本家」になれると力説する。ホリエモンも本の帯で推奨の、新たな視点を手に入れられる刺激的な一冊。(2018年4月刊・840円)

(藤原秀行)

その他カテゴリの最新記事