コロナ禍で減収も、中国のフォワーディング事業収益性向上などプラスに
日立物流は1月29日、2021年3月期の連結業績予想を修正した。
売上高に相当する売上収益は昨年7月に公表した従来数値の6510億円を6400億円に引き下げた一方、調整後営業利益は315億円から340億円、純利益は225億円から229億5000万円にそれぞれ引き上げた。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて減収となる一方、中国のフォワーディング事業で収益性が向上したことや、国内外で経費抑制を推し進めた効果が出てきた点を考慮し、利益を上積みした。
前期(21年3月期)より減収増益になる見込み。
(藤原秀行)