鴻池、倉庫管理システムなど手掛けるドイツEPGグループと7月に合弁会社設立へ

鴻池、倉庫管理システムなど手掛けるドイツEPGグループと7月に合弁会社設立へ

新たな物流向けソリューション提供目指す

鴻池運輸は4月18日、倉庫管理システムの開発・提供などを手掛けているドイツのEhrhardt and Partner Group(エアハート・アンド・パートナー・グループ、EPG)の子会社2社と共同出資による合弁会社Ehrhardt Konoike Solutions(エアハート・コウノイケ・ソリューションズ、EKS)を7月1日付で設立すると発表した。

出資比率はEPGグループが51%、鴻池が49%。具体的な出資額は開示していない。

 
 

鴻池がドイツに合弁会社を置くのは初めて。EKSがドイツの先端技術を実装し、物流業界の課題を解決するソリューションの創出を目指す。

一緒に出資したのはEhrhardt Software-Solutions und Service(エアハート・ソフトウェア-ソリューションズ・ウント・サービス)とEhrhardt and Partner Logistics(エアハート・アンド・パートナー・ロジスティクス)。

EKSは既存のマルチテナント(3PL)倉庫を運営し、最先端の倉庫ソリューションを活用・導入しながら、物流分野向けの高度な技術や新しいソフトウェア製品を開発・提供する。

鴻池の物流運営における長年の経験と、EPGグループの革新的な物流ソフトウェアソリューションに対する長期的な取り組みを組み合わせ、新しいデジタル製品の開発および運営の卓越性と優れた生産性を備えた倉庫管理を実現する。

(藤原秀行)

経営/業界動向カテゴリの最新記事