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「宅配ボックスの代わりに置き配利用したい」が8割

「宅配ボックスの代わりに置き配利用したい」が8割

不動産テックのライナフが賃貸住宅入居者対象に調査

不動産関連業務の効率化につながる新技術「不動産テック」開発を手掛けるライナフは7月15日、賃貸住宅入居者を対象とした置き配に関するアンケート調査結果をまとめた。同日開催した置き配に関するイベント「置き配カンファレンス 不動産と物流の未来」で公表した。

賃貸住宅内に宅配ボックスが備え付けられているのに荷物が再配達になったことがあるかどうかを尋ねたところ、82・3%が「ある」と回答。宅配ボックスが足りないと感じている人も62・2%に達した。宅配ボックスの代わりに置き配を利用したいと答えた人は80・4%に上った。

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ライナフは調査結果から、宅配ボックスだけでは再配達の問題を解消できていないことが分かったと指摘。「配送方法の選択肢が広がることへの期待、また実際に置き配の利便性を感じていることが分かった。こうした結果は、現代におけるライフスタイルの多様化を背景に、受け取り方法の選択肢が広がる置き配への期待が反映された結果と言える」との見方を示した。

調査は今年4〜6月、ライナフで置き配システムを導入した物件の入居者204人を対象に実施。エリアは東京、千葉、埼玉、神奈川、愛知、大阪、福岡の各都府県に及んだ。

「盗難」「伝票情報見られる」が不安に

置き配を利用したことがあると認めたのは全体の39・7%。置き配については「積極的に使いたい」が30・9%、「時々使いたい」が36・6%で合わせると67・5%になった。「使わない」は18・7%、「あまり使わない」は13・8%だった。

置き配を利用して良かった点は80人の回答中、「いつでも受け取れる」が約半分の42人で最も多く、「接触なしで受け取れる」が21人、「便利」が8人、「宅配ボックスから部屋まで運ばなくていい」が6人と続いた。


(ライナフ提供)

一方、置き配を使って不満だった点は同じく80人が答えた中で「なし」が42人と半数程度になった。その次が「荷物の到着に気が付かない」が10人、「配送間違い」が9人、「置き方が不満」が6人、「オートロックなので在宅時しか受け取れない」が5人、「盗難の不安」が4人、「雨に濡れてしまった」が3人だった。

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(ライナフ提供)

置き配について不安に思うことを最大3つ聞いたところ、「盗難」が全回答の43・9%、「伝票情報を見られる」が18・5%などとなった。

ライナフは「今後、置き配をより普及させていくためには、盗難や伝票情報漏洩といった置き配に対する不安点を払拭していくことが、利用者の利便性を高め、結果利用を定着させていくものだと考えている」とコメントした。

(藤原秀行)※写真はイメージ・メルカリプレスリリースより引用

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