利用のハードル下げる狙い、21年末までに1000カ所へ拡大目指す
メルカリは2月4日、運営しているフリーマーケット(フリマ)アプリで売れた商品を発送する際に使える無人投函ボックス「メルカリポスト」をNTTドコモのショップに配置すると発表した。
当初は東京など首都圏と大阪の計13店舗に導入。順次拡大し、今年12月末までに1000店舗への配置を目指す。
商品が売れた後、アプリの取引画面でメルカリポスト使用を選択、表示されるQRコードをメルカリポストに読み取らせれば、発送伝票を発行する。そのまま伝票を貼り付けて投函すれば手続きは完了となる。
メルカリは商品発送の負荷を軽減することで、フリマ利用のハードルをより下げたい考え。併せて、専用の梱包資材もドコモショップで取り扱う。
メルカリはこれまでにも、ドコモショップでメルカリの使い方を覚えてもらう「メルカリ教室」を実施、利用増を図っている。
(藤原秀行)※ロゴマークはメルカリ提供