航空・海上貨物の取扱物量増、販管費削減も効果
近鉄エクスプレスは2月9日、2021年3月期の連結業績予想を上方修正した。
売上高に相当する営業収入は昨年11月公表の5240億円から5700億円、営業利益と経常利益はともに240億円から290億円、純利益は140億円から170億円にそれぞれ引き上げた。
航空・海上輸送の取扱物量が増えたことや販管費の抑制に努めたことなどが追い風になった。新型コロナウイルスの感染拡大については「先行きが不透明な状況ではあるが、当社を取り巻く事業環境は一定程度継続すると見込む」と説明している。
(藤原秀行)