SBSHD、21年12月期は東芝ロジ買収効果で連結売上高が初の3000億円台に

SBSHD、21年12月期は東芝ロジ買収効果で連結売上高が初の3000億円台に

営業利益36・8%増見込む

SBSホールディングス(HD)は2月12日、2021年12月期の連結業績予想を開示した。

売上高は前期比47・7%増の3800億円、営業利益は36・8%増の150億円、経常利益は36・0%増の148億円、純利益は23・0%増の84億円をそれぞれ見込む。

新型コロナウイルスの感染拡大で経営環境は厳しいが、インターネット通販などの荷物取り込みに注力。昨年11月に東芝子会社の東芝ロジスティクスを買収した効果で業績は大きく伸びると見込む。売上高は初めて3000億円台に到達するとみている。

同時に発表した20年12月期の連結決算は売上高が0・6%増の2571億円、営業利益は7・7%増の109億6000万円となり3期連続で過去最高を更新した。純利益は12・3%増の68億2600万円だった。

物流事業の収益はほぼ横ばいだったが、物流施設の開発・賃貸に関する不動産事業が積極的な投資の効果で伸び、全体の収益を底上げした。

(藤原秀行)

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