加藤官房長官会見、東北道などの通行止め続く
加藤勝信官房長官は2月14日午前1時すぎ、東北地方を中心に発生した強い地震を受けて首相官邸で記者会見し、常磐自動車道で土砂崩れが発生していることを明らかにした。
土砂崩れは福島県相馬市内で起きているもようで車が複数台巻き込まれているとの情報もあるが、加藤官房長官は「情報を確認中」と述べるにとどめた。併せて、東北自動車道など各地で高速道路の通行止めが起きていると語った。
加藤官房長官によると、人的被害は確認を進めており、福島県伊達市で建物被害が発生、宮城県塩釜市では火災が起こっているという。鉄道は東北、山形新幹線の一部区間で運転を見合わせている。
会見時点で東京電力管内の約78万戸、東北電力管内の約7万戸で停電が続いている。福島第1、第2と女川の原子力発電所に異常はないと説明している。
(藤原秀行)