日立物流、茨城・東海村で地元運送協同組合と共同輸送拠点を開設

日立物流、茨城・東海村で地元運送協同組合と共同輸送拠点を開設

貨物・車両情報や事務所、車庫などリソース共有、業務効率化図る

日立物流は2月26日、輸送事業強化のため、茨城県東海村で新たな拠点「水戸輸送センター」を開設、3月1日に営業を開始すると発表した。

新拠点は敷地面積が約1万6600平方メートルで、東水戸道路のひたちなかICから約6・5キロメートルに位置。機材庫や大型有蓋車庫(8台)、中型有蓋車庫(11台)、洗車場を備えているほか、トラック・トレーラー駐車場(51台)、重量トレーラー駐車場(5台)、構内監視カメラも設置している。

地域の協力パートナーの日運茨城事業協同組合との共同ターミナルとしても運営。貨物・車両情報や事務所、車庫などの輸送に関するリソースを共有し、効率的な事業運営を図る。

日立物流が昨年10月から展開している配車・運行管理業務などの効率化支援サービス「SSCV-Smart」を活用した求貨求車の需要取り込み拡大や、拠点の点呼・配車・運行管理などの業務効率化を後押しする。


新拠点の外観(日立物流提供)

(藤原秀行)

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