火災で焼失の宮城・岩沼物流施設、再開発に着工

火災で焼失の宮城・岩沼物流施設、再開発に着工

Jリートの資産運用会社が建築工事請負契約を締結、22年4月末引き渡し予定

Jリートの日本プロロジスパーク投資法人の資産運用を担うプロロジス・リート・マネジメントは3月1日、昨年4月に発生した火災で全焼した宮城県岩沼市の物流施設「プロロジスパーク岩沼1」の再開発で同投資法人が建築工事請負契約を締結、工事に着手すると発表した。

新建物は鉄骨造で地上2階建て、延べ床面積5万1074平方メートルを計画。建物の引き渡しは2022年4月28日を予定している。総事業費は74億8100万円を見込む。

建設地は仙台空港から至近の「岩沼臨空工業団地」内に立地し、仙台空港と仙台空港駅から約2キロメートル、仙台市中心部から約15キロメートル、仙台港から約18キロメートルに位置しており、仙台東部道路の仙台空港ICからは数分でアクセス。東北地方全体への戦略的物流拠点としての利用が見込まれる。


再開発工事の完成イメージ(プロロジス・リート・マネジメントプレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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