スウェーデンのボルボ、30年までに新車販売を全てEVに移行へ

スウェーデンのボルボ、30年までに新車販売を全てEVに移行へ

販売はオンラインのみ、温暖化対策を強化

スウェーデンの高級車大手ボルボ・カーズは3月2日、2030年までに新車販売を全てEV(電気自動車)へ移行すると発表した。ガソリン車やハイブリッド車(HV)の販売は30年以降、取りやめる。

併せて、EVの販売はオンラインのみとする方針。同社は既に25年までに世界の売上高の5割をEV、残りはHVとする計画を公表している。世界で地球温暖化対策を求める潮流が強まっているのを受け、さらに対応を強化する。

欧米の自動車メーカーでは米フォード・モーターズがやはり30年までに欧州の新車販売を全てEVとする方針を表明したほか、英ジャガー・ランドローバーがジャガーをEV専業ブランドにする意向を示すなど、脱ガソリン車・HVの動きが加速している。商用車の領域でも同様の動きが広がるかどうかが注目される。

(藤原秀行)※イメージ写真はボルボ・カーズ提供

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