シリウスジャパンとEC支援のKEYCREW、物流ロボットのRaaSサービス手掛ける合弁会社新設を正式発表

シリウスジャパンとEC支援のKEYCREW、物流ロボットのRaaSサービス手掛ける合弁会社新設を正式発表

中堅・中小企業の導入を後押し

中国系のロボットメーカー、シリウスロボティクスの日本法人シリウスジャパン(東京都昭島市)とECを手掛ける中小事業者や個人事業主の物流業務支援を担っているスタートアップ企業のKEYCREW(キークルー、東京都渋谷区神宮前)は3月3日、シリウスの物流現場向けAMR(自律走行ロボット)を月額料金で提供するサービス「RaaS(Robot as a Service)」を手掛ける合弁会社「ROBOCREW(ロボクルー)」を2月1日に設立したと正式発表した。

AMRはAI(人工知能)を活用し、庫内でピッキング対象の商品が収められた棚に自律移動。作業スタッフはAMRに追随して商品を取り出しトレーに乗せれば、次のピッキング対象の商品へ再び移動する。最大積載量は50キログラムで、3時間の充電により約12時間稼働する。

シリウスはRaaSを展開することで、中堅・中小企業でもロボットを必要な台数だけ導入できるよう後押しする。KEYCREWはEC企業支援の中でAMR活用も提案、業務効率化をサポートする。合弁会社はシリウスが51%、KEWCREWが49%を出資している。


シリウスのAMR


ROBOCREWのロゴ(両社提供)

(藤原秀行)

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