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工場や店舗の現場作業管理ソフト手掛けるカミナシ、ベンチャーキャピタルなどから11億円調達

工場や店舗の現場作業管理ソフト手掛けるカミナシ、ベンチャーキャピタルなどから11億円調達

作業手順徹底や記録の一元管理可能、70社が導入済み

工場などの現場作業効率化とペーパーレス化を支援するソフトウエア「カミナシ」を手掛けるスタートアップ企業のカミナシ(東京都千代田区神田鍛冶町)は3月4日、クラウドベースで提供し利用料を徴収するSaaS(Software as a Service)形式でサービス提供しているベンチャー企業に特化したベンチャーキャピタル(VC)のALL STAR SAAS FUND、独立系VCのCoral Capitalなど向けに第三者割当増資を実施、総額約11億円の資金を調達したと発表した。

シードラウンド(事業立ち上げ期)からの累計調達額は約12・7億円に達した。今回調達した資金は新製品の開発や採用・組織体制の強化に充てる予定。

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カミナシのサービスは2020年6月に提供開始。工場や店舗などの現場で、紙やエクセルで行われている点検や作業の記録などの手書き情報をデータ化し、集計から報告、改善までの現場管理業務をノーコードで業務アプリにできるのが特徴。

正しい作業手順の徹底や作業記録のリアルタイムな一元管理を実現したことなどが評価され、現時点で導入社数は約70社を数え、14の業界に導入されているという。

今後は生産工程などの複雑度が高い現場業務フローのデジタル化推進につなげることを目指すとともに、IoT(モノのインターネット)センサーやAI(人工知能)といった最新技術との連携、他の現場向けサービスとのカミナシ上での円滑なAPI連携などの実現を図る。

カミナシは「日本の3100万人のノンデスクワーカーの業務から非効率をなくすとともに、現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)による生産性向上を加速させる」と語った。


カミナシの諸岡 裕人代表取締役CEO(最高経営責任者、中央)ら(同社提供)

(藤原秀行)

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