平日に1日1本、新函館北斗駅~新青森駅間で実施
佐川急便とJR北海道は3月10日、北海道新幹線を使い荷物を運ぶ「貨客混載」を同24日に始めると発表した。
区間は新函館北斗駅~新青森駅間の148・8キロメートル。平日に1日当たり上り列車1本で実施する。佐川の函館営業所から新函館北斗駅に荷物を持ち込み、専用ボックスで列車に積み込んだ後、新青森駅まで輸送。その後は佐川が荷物を回収し、青森営業所まで届ける流れを想定している。
新型コロナウイルスの感染拡大で旅客需要が大きく落ち込んでいるため、JR北海道は新幹線を物流に活用して収益を下支えしたい考えだ。佐川は新幹線を活用し、輸配送業務を効率化したい考え。
輸送フロー(両社プレスリリースより引用)
(藤原秀行)