【動画】ZMP、物流支援ロボットにパレット自動整列機能を追加

【動画】ZMP、物流支援ロボットにパレット自動整列機能を追加

壁際など限られたスペースでも可能に

ZMPは3月18日、物流支援ロボット「CarriRo(キャリロ)AD+(パレット積載タイプ)」に、新たに4 月からパレット自動整列機能を追加すると発表した。

同タイプは専用台車の下に潜り込んでパレットを持ち上げ、自動で搬送した上で、任意の場所で台車から自動的に離脱する。

 
 

従来はパレット台車を離脱する際、後方から入り前方に抜けていたため、パレット台車の前方に常にスペースを確保する必要があり、狭い空間ではパレットを整列させるのが難しかった。

新機能を使えば、パレット台車の着脱時にバックで抜けることも可能となり、壁際などの限られたスペースでパレットを整列させられるほか、前進・後進した後、任意の距離で方向転換など一連のアクションを設定、より柔軟な動きに対応できるようになる。

クラウドベースのロボット管理システム「ROBO-HI」でシナリオ設定機能を活用すれば、特定の複数の場所にパレットを整列させられるという。ZMPは各機能を連携させることにより、フォークリフトによるパレットの横移動をなくして必要なフォークリフトの台数を減らし、作業者を別の作業に充てられるようになると見込む。


自動整列機能のイメージ(ZMPウェブサイトより引用)

(藤原秀行)

テクノロジー/製品カテゴリの最新記事