4月15日付で売却予定、提携関係は変わらず
日立物流は4月14日、主要株主のSGホールディングス(HD)が同15日付で日立物流株式の一部を売却すると発表した。
SGHDは市場外取引を通じて日立株式を売却する予定。想定する株式数通りに売却が完了した場合、SGHDの日立物流株保有比率は従来の15・3%から9・8%に低下する。
SGHDは株式一部売却の理由について「事業環境の大きな変化へ迅速に対応し、ステークホルダーのニーズに的確にお応えするため、日立物流との資本・業務提携を維持しながらも、当社の資本効率を高めることが必要と考えた」と説明。日立物流とは引き続き、物流インフラの共有や人材交流などの協業を従来以上に進めると強調している。
両社は昨年9月、経営統合協議を当面見送り、業務・資本提携内容を一部見直すと発表していた。
(ロジビズ・オンライン編集部)