日本郵便発表、届け先と依頼先の記入欄大きく
日本郵便は5月19日、現金書留用封筒の仕様を変更すると発表した。
従来は二重に封をする様式だったが、今後は一重とし、封緘の位置も3カ所から2カ所に減らす。併せて、届け先と依頼先の住所などを記入する欄を大きくし、裏面の注意事項に英文表記を追加する。
使用方法が分かりにくいといった声が利用者から出ているのに対応した。価格は21円で据え置く。
一重封筒にしても強度を維持できるよう、紙質を変えるため、現行のものより茶色っぽくなる。現行仕様の封筒の在庫がなくなり次第、新しい仕様のものに切り替える。大型の封筒は5月下旬ごろ、通常の封筒は8月上旬ごろになる見通し。
現行仕様(上2枚)と新仕様の封筒(日本郵便提供)
(藤原秀行)