同国でトータル3万6000平方メートルに拡大
住友倉庫は11月29日、タイの現地法人が同国のレムチャバン地区で倉庫の建設を完了したと発表した。
タイ・レムチャバン地区で新たに完成した2期倉庫(手前側、住友倉庫提供)
2016年10月に完成した1期倉庫が順調に稼働しており、今後も同国内で物流需要が見込めるため、新たに2期倉庫を設けた。同国最大の港、レムチャバン港の近隣という地の利を生かし、確実にニーズを獲得したい考え。
同社グループがタイで所有する倉庫はレムチャバン地区で約2万平方メートル、タイ全体では約3万6000平方メートルに達した。
新倉庫は平屋建てで、延べ床面積は9984平方メートル。1期倉庫と同じく、奥行き15メートルのひさしを取り付け、雨天でも入出庫などの作業ができるよう配慮したほか、倉庫内の柱間隔を広めに確保するといった工夫を凝らしている。
(藤原秀行)