倉庫5500坪、東名・名神の小牧ICから10分
名鉄運輸は6月3日、愛知県江南市で新たな拠点「トラックターミナル中部」を今年秋に開設すると発表した。併せて、小牧支店が同拠点内に移転する。特積みから区域輸送、倉庫、3PLなど一貫した物流に対応する拠点として運営する。
東名高速道路、名神高速道路の小牧ICから約3・5キロメートル、車で10分の位置に設置。1階には同社最大規模のトラックターミナル、2~3階は5500坪の物流倉庫をそれぞれ備える。保管から輸送までを一体化させた高機能な物流ターミナルとして展開する予定。1~3階まで垂直搬送機を充実させ、保管品を円滑に移送できるよう配慮する。
EV(電気自動車)トラックを配備するほか、BCP(事業継続計画)対応として太陽光発電パネルの導入、軽油タンク常設、緊急用発電機の常備などに取り組む。
「トラックターミナル中部」の完成イメージ(名鉄運輸資料より引用)
(藤原秀行)