SGホールディングスとイオン、ベトナムで協力関係強化

SGホールディングスとイオン、ベトナムで協力関係強化

双方のグループ現地法人がビジネスパートナーシップに関する覚書締結

 SGホールディングスは12月3日、海外事業を統括するSGホールディングス・グローバルのベトナム法人「SG佐川ベトナム」(SGV)が、イオンのベトナム法人とビジネスパートナーシップに関する覚書を11月26日に締結したと発表した。

 両社グループの強みを生かし、物流と小売りの事業拡大を促進する。


ビジネスパートナーシップに関する覚書を締結したSG佐川ベトナムの島﨑順二代表(左)とイオン現地法人の西峠泰男代表(SGホールディングス提供)

 イオンベトナムは同国内で4カ所の店舗とECショップを展開。2019年には5号店、20年には6号店のオープンをそれぞれ控えている。SGVも16年にベトナム南部でマルチテナント型物流施設を稼働させるなど、同国内で物流基盤強化を進めている。

 両社はこれまでにも、14年からイオン店舗に「荷物取次窓口」を配置して、佐川が個人のユーザー自宅へクールボックスで生鮮品を届けるなど、協業を手掛けている。新たなパートナーシップ締結で協力関係をさらに強め、経済成長が続くベトナムで双方の事業を一層拡大させたい考え。

(藤原秀行)

経営/業界動向カテゴリの最新記事