大和物流、さいたま市で2・1万平方メートルの新たな物流拠点開発へ

大和物流、さいたま市で2・1万平方メートルの新たな物流拠点開発へ

22年10月竣工予定、流通・小売業向けに運営

大和物流は6月30日、さいたま市で新たな物流施設「(仮称)岩槻物流センター」の開発に着手したと発表した。

鉄骨造で地上5階建て(倉庫は4階)、延べ床面積は2万1130平方メートルを計画。2022年10月末の竣工を見込む。東北自動車道の岩槻ICから約6・8キロメートル。施工は親会社の大和ハウス工業が担う。

同社はこれまで、ホームセンター向けに保管・在庫管理、流通加工業務といったセンター業務を提供する「千葉ニュータウン物流センター」(千葉県印西市・延べ床面積2万4098平方メートル)を運営、流通・小売分野の3PLサービスを手掛けてきた。EC拡大などを踏まえ、効率的な物流サービスの基盤強化を目指し、新拠点開発を決めた。

竣工後は交通利便性と充実した施設仕様を活用し、関東エリアを商圏とする流通業者や小売業者向けの保管・輸配送拠点として大和物流が運営する。


新拠点の完成イメージ(大和物流提供)

(藤原秀行)

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