6輪で移動、保冷機能付き
米アマゾン・ドット・コムは7月1日、フィンランドのヘルシンキに、自動配送ロボット「Amazon Scout(アマゾンスカウト)」の開発拠点を設置すると発表した。
アマゾンスカウトは2019年、アマゾンが発表した。6輪で保冷機能の付いた荷物収納スペースを備え、人間が歩くのと同程度のゆっくりとしたスピードで移動、商品購入者の自宅に届ける。現在は米国の4カ所で運用している。
拠点は20人以上のエンジニアによるチームを配置。配送の際、周辺の人間や障害物を回避するため、環境を正確に把握できる3Dソフトウエアなどの開発を進める予定。
アマゾンスカウト(アマゾン提供)
(藤原秀行)