オリンピック・パラリンピック開催で大規模な交通規制開始

オリンピック・パラリンピック開催で大規模な交通規制開始

「専用レーン」「優先レーン」設置し違反は罰金も、高速道路は料金変動

※写真を追加しました

東京オリンピック・パラリンピックの開催に先立ち、競技会場が集まる東京都心で大規模な交通規制が7月19日、スタートした。大会期間中、選手や大会関係者らを円滑かつ時間通りに輸送するのが狙い。

東京都と千葉県の一般道11区間で大会関係車両以外の通行を禁じる「専用レーン」と、大会関係車両を優先する「優先レーン」を設置。一般車両が従わない場合は違反点数と反則金を科す。

専用レーンは新国立競技場や有明体操競技場、幕張メッセの周辺3区間、優先レーンは国立代々木競技場、東京国際フォーラムなどの周辺8区画にそれぞれ設けている。専用レーンは桜色の実線、優先レーンは桜色の破線を引き、「TOKYO2020」の文字と合わせて明示している。

また、専用レーンや優先レーン以外に、一般道や高速道路の中で選手や大会関係車を輸送するルートには桜色のバスマークとやはり「TOKYO2020」を記したマークを設置しており、円滑な交通に協力を求めている。


新国立競技場近くに設置された専用レーンの表示


東京都内の一般道に掲示されているバスマーク

首都高速道路では日中の交通量を抑制するため、マイカーを対象に午前6時から午後10時の間、通行の基本料金に1000円を上乗せする一方、午前0~4時は首都高全線で全車両の料金を半額にする。上乗せは物流のトラックやタクシーなど業務用車両は対象外。国内で初の本格的な、時間帯によって料金を変動させて交通量を調整することを目指す「ロードプライシング」となる。

このほか、新国立競技場や各地の競技会場周辺は、大会関係車両以外は入れない進入禁止エリアや通行規制エリア、迂回エリアも設定する。首都高も都心の一部入り口が終日、または一定時間閉鎖される。

東京都オリンピック・パラリンピック準備局は7月14日、ホームページで「明日の混雑予報」の公表。競技会場周辺などがどの程度混むかを事前に把握できるようにしている。ヤフーもカーナビアプリ「Yahoo!カーナビ」で7月19日、関係者輸送ルートや進入禁止エリアなどを避けられる経路を検索できる機能をスタートするなど、渋滞回避をサポートする。


新国立競技場周辺で交通規制を周知する掲示板


閉鎖されている首都高速道路の外苑入り口


日中は1000円を上乗せしている特別料金


新国立競技場周辺は各地で交通規制を実施


大会関係車両のみ通行可能

(藤原秀行)

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