五輪競技会場周辺の集配作業に電動3輪車導入の実証実験

五輪競技会場周辺の集配作業に電動3輪車導入の実証実験

川崎重工業と日本郵便、都内で9月まで実施

川崎重工業は7月26日、独自に開発した電動3輪車「noslisu(ノスリス)」を郵便物の集配作業に導入する実証実験を同21日から9月初旬まで東京都内で実施すると発表した。

東京オリンピック・パラリンピックの競技会場を集配エリア内に抱える晴海、神田の両郵便局に計2台を配備。交通規制で身動きが取りづらい自動車やバイクに代わって集配を担い、操作のしやすさなどを確認する。

電動3輪車は川崎重工業の社会公募制度で第1号案件に選ばれた。電動アシスト自転車と、普通自動車免許が必要なEV(電気自動車)の2種類の仕様から選べる。今回の実証実験には電動アシストタイプを貸与する。


日本郵便に貸与したノスリス(川崎重工業プレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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