45都府県で8~9月、台車とパレット搬送の2タイプ対象
ZMPは7月29日、物流支援ロボット「CarriRo(キャリロ)」のデモンストレーションを現場で実施する「デモキャラバン」を8月23日~9月10日に行うと発表した。
新型コロナウイルスの感染拡大で企業の担当者が展示会やイベントに参加するのが難しくなっているのに対応。ZMPが現地に赴いて実機のデモなどを見られる機会を提供する。開催は北海道と沖縄を除く45都府県。申し込みは専用フォームから。期限は8月13日午後6時まで。
製品デモでは、現場で実際の搬送物をキャリロが積載・牽引し、想定ルートを走行する。無人フォークリフトや無人牽引車を検討中の現場に対しては、通路幅や床面などの環境を現地で確認・調査し、最適な想定運用方法の提案や費用対効果も含めた物流改善提案も手掛ける。
対象はハンドルが搭載された牽引などに最適な 「CarriRo AD+台車タイプ」と、専用パレット台車の下に潜り込むパレット搬送に最適な「CarriRo AD+パレット積載タイプ」の2種類。人の後を付いていく追従走行や自律走行、パレット搬送着脱などの最新機能も確認できる。
(藤原秀行)※写真はZMPプレスリリースより引用