都内の電話局舎などに設置、来春稼働へ
インターネット関連企業のサイブリッジグループ(東京)は12月7日、子会社のERY JAPAN(同)がNTT東日本と連携し、宅配ボックスの実証実験を始めると発表した。
ERY JAPANが開発を進めている、さまざまなインターネット通販会社や物流企業の配送品を扱えるオープン型宅配ボックス「ERYBOX」を東京都内のNTT東日本局舎ビルなど4カ所に設置。来春に稼働する予定。
実験にはコインパーキングなどを運営するNTTル・パルク(同)、再生可能エネルギーによる発電設備の開発・設置などを展開しているLoooP(同)も参加。さらにネット通販会社や自治体などにも協力を働き掛けている。宅配ボックスを利用した品物の受け渡しや、電源を使った新サービスなども検討する。
(藤原秀行)
オープン型宅配ボックス「ERYBOX」(サイブリッジグループ提供)