経験豊富な現場スタッフの思考パターン再現、配車結果の精度ばらつきを抑制
AI・ロボティクスの技術を活用したソリューションを手掛ける東京大発のベンチャー、TRUST SMITHグループのスタートアップ企業SMITH&LOGISTICSは8月15日、自動配車システムの提供を開始したと発表した。
行先が分かれている荷物と輸送トラックをマッチング。在庫量や積載率、出荷日付など様々な観点を考慮して最適な配車計画を立案する。同社は各マスターや統一されていないデータの結合処理も独自のデータウエアハウス(DWH)で解決できると説明している。
経験豊富な現場スタッフの思考パターンを再現、配車結果の精度にばらつきが出るのを抑えている。同社は「幹線・支線・巡回における配車業務を省人化・業務効率化し、ユースケースによっては通常の20分の1の業務量にまで削減することが可能」とみている。
(藤原秀行)※イメージ写真はSMITH&LOGISTICS提供