新型コロナウイルス感染症への対応について

ヤマトが非対面でEC商品受け取り可能な新配送サービス開始へ、第1弾はヤフーに提供★差し替え

ヤマトが非対面でEC商品受け取り可能な新配送サービス開始へ、第1弾はヤフーに提供★差し替え

玄関前以外にガスメーターボックスやガレージなど対象拡大

※午後3時過ぎに配信した記事を全面的に差し替えました

ヤマト運輸は6月16日、EC事業者向けの新たな配送サービス「EAZY(イージー)」を同24日から全国で提供開始すると発表した。

通販ユーザーがECサイトで購入した商品を通常の対面受け取り以外に、自宅の玄関ドア前など指定した場所で好きな時に受け取ることができる「置き配」に対応することが柱。さらに、配達の直前までウェブサイト経由で受け取る場所を変更できるようにするなど、従来の宅配便の利便性を大幅に向上させる。

新型コロナウイルスの感染拡大で非対面の受け取りを希望する向きが増えていることなどを考慮した。第1弾として、ヤフーのインターネット通販「Yahoo!ショッピング」や「PayPayモール」の出店者向けに6月25日からEAZY利用申し込みの受け付けを開始、7月より順次提供を始める予定。PayPayモール内の「ZOZOTOWN」では一足早く6月24日からEAZYを使えるようにする。

ユーザーが対象のEC事業者で商品を購入すると、商品発送後にヤマトから「お届け予定通知(メール)」が届く。メールに記載されている専用ウェブサイトを介して非対面での受け取り場所を指定する仕組み。今年10月からはEC事業者のサイト内で商品を買う際、EAZYの受け取り場所を直接選択できるようになる。置き配の受取場所は玄関ドア前のほか、自宅宅配ボックスやガスメーターボックスなど複数の場所からその時々の天候や気分などに従って選べる。

サービスの概要(ヤフー提供)

EAZY提供に当たり、貨物運送事業者らに対して「EAZY CREW(イージークルー)」として配送業務を委託、荷物量の増加に応じて適宜協力を得られるようにして高効率な配送を実現することを想定している。大手や中小の軽貨物運用事業者らに参加を呼び掛けており、いずれは個人にも協力を働き掛けることを視野に入れている。運転免許を持っていなくてもイージークルーとして働けるよう、次世代モビリティーを提供する構想を立てている。

このほか、配達が完了した旨をユーザーへ伝えるメールの中で、非対面で商品を指定場所に置いた際に状況を撮影した写真を確認できるURLを添付、安心して受け取ることができるよう配慮する。ヤマトは今後、約1万カ所の宅配取扱店舗をEAZYの荷物受取可能場所として指定できるよう順次拡大。個人情報がなくても発送が可能な「個人情報レス伝票」の開発や、あと何軒後に自分のところへ荷物が配達されるかをチェックできるリアルタイムトラッキングシステムの確立などにも取り組む方針だ。

(藤原秀行)

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