延べ床面積5万7100平方メートル、3PLニーズ獲得目指す
NTTロジスコは12月11日、千葉県市川市の「千葉物流センター」内で新たな倉庫の建設に着手したと発表した。
既に施設敷地内の倉庫4棟が満床となっているため、先進機器を活用した次世代物流センターとして新倉庫を活用、同社が注力している医療機器などの3PLニーズ獲得を目指す。完成は2020年3月の見込み。
新倉庫の完成イメージ(NTTロジスコ提供)
新倉庫は地上6階建て(倉庫フロアは4階)、延べ床面積約5万7100平方メートルを計画。天井高6メートルを確保し、保管ラックを積極的に導入できるよう配慮する予定。
さらに監視カメラや入退室時のセキュリティー機器を標準装備するほか、BCP(事業継続計画)対策として、停電時でも貨物エレベーターや自動化設備を使用し続けられるよう大型非常用発電機を導入する計画。約400人が利用できる約180坪の休憩室を設けるなど、働きやすい環境の整備にも腐心する。
(藤原秀行)