souco、トランコムと連携し倉庫マッチング利用企業への輸送取次開始を正式発表

souco、トランコムと連携し倉庫マッチング利用企業への輸送取次開始を正式発表

サービス付加価値向上狙い、専用ページで紹介

倉庫スペースと荷物のマッチングサービスを手掛けるsoucoは9月2日、新たにトランコムと連携し、同サービスを利用している荷主企業向けに、輸送の取次を開始したと正式発表した。

トランコムが展開している求貨求車サービスのパートナー企業約1万3000社の車両情報を適宜提供、必要に応じて荷主企業が迅速にトラックを手配できるよう後押しする。マッチングサービスの付加価値を高めるのが狙い。

輸送の取次はsoucoのマッチングで荷物を保管する際の追加サービスとして提供。soucoのマッチングサービスのサイト内に設けた輸送取次の専用ページで紹介している。輸送サービスを利用した際の料金は荷物の保管料や入出庫作業料とまとめてsoucoが荷主企業に請求し、煩雑な支払い業務を簡素化できるようにする。

取次の際は、トランコムの求貨求車サービスで幅広い車両のラインアップをそろえている点を最大限活用。軽車両や2トン車、4トン車、10トン車の手配に加え、少量貨物の混載便や複数宛先配送、立ち寄り集荷などにも対応していくほか、ウィング車や冷凍車などの車種指定も可能にする方針。

両社は7月に資本・業務提携契約を締結したと発表しており、具体的な取り組みの第1弾となる。

soucoは全国一律料金の従量制保管などを展開、マッチングサービスに登録している企業のアカウント数は今年6月現在、倉庫提供側と倉庫利用側の双方で計2000を超え、国内随一の規模に達している。


専用ページ(souco提供)

(藤原秀行)

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