拠点で一括処理に対応
モノフルは9月9日、トラック受付・予約サービス「トラック簿」の機能「複数箇所積み降ろし」に関し、総合受付で各拠点へ作業の割り振りが可能となる「予約機能」の提供を開始したと発表した。
複数箇所積み降ろし機能は、複数箇所で作業が発生する拠点でドライバーが都度受付する手間が発生していたり、庫内作業者の事前準備が困難だったり、複数拠点全体管理者の進捗把握が難しかったりする課題を解決するため、モノフルが特許を取得し提供している。「トラック簿」のみで利用できるオプションと位置付けている。
※以下、プレスリリースより引用(一部は編集部で修正)
複数積み降ろし機能の特徴
1. 拠点で作業がある場合でも受付は1回のみ
2. 複数拠点全体の管理者による適切な差配をリアルタイムに実現
3. ドライバーの作業進捗を一覧で管理
4. 拠点ごとに作業進捗がカードの色で判別することが可能で、タスク管理にも対応
これまでの複数箇所積み降ろし機能は、当日来たトラックに対して巡り順を割り当てることが可能だったが、予約機能の追加で事前に情報を登録、仮割当して各拠点で事前に計画が立てられるようになる。
予約機能の特徴
トラック簿「複数箇所積み降ろし」予約機能全体図
(1)事前の作業予約が可能に。ドライバー/各拠点との情報共有により作業効率化
事前に総合管理担当者が荷物情報、ドライバー情報などを事前登録したカードを作成し、複数の拠点/積み降ろし箇所における巡り順を仮指定することが可能になる。カードの作成方法は、手動による情報入力でのカード作成だけではなく、CSVデータを用いた一括でのアップロードも選択できる。
(2)予実管理までトラック簿内で完結
予約作成時の指定した到着予定時刻と実際の受付時間の両方のデータが残るため、CSVデータをダウンロードすることで予実管理が可能となる。
(3)事前に各拠点で1日のタスク管理が可能、積み込み準備がより円滑に
総合管理担当者が作成したカード情報が各拠点の管理画面にも共有されることで、事前に各拠点で発生するタスクを把握可能となる。また、予約が確定しているにも関わらず到着していないドライバーのカードは到着遅延のステータスとなるため、複数箇所の受付において一括のステータス管理が可能となる。
(4)予約時点で受付内容が入力されるため、ドライバーの受付時負担が軽減
事前にドライバー情報を登録するとドライバーに予約情報が通知される。当日はドライバーが受付時に情報入力する必要がなくなり、ドライバーの受付時の作業負担が大幅に軽減される。
セミナー(オンライン)開催
モノフル「トラック簿」でしか利用できない「複数箇所積み降ろし」機能を中心としたサービス説明、および活用事例などを紹介する場として、セミナーを開催する。
<タイトル>
業界初!複数箇所積み降ろしによる車両の待機時間を大幅削減できた方法~2年間悩み続けたTOTO様の事例より~
<開催日時>
2021年9月22日(水)11:00~12:00
<申し込み>
https://share.hsforms.com/1iUPBfh4pRGm1dRcIJ8Bttw347lj
<セミナー内容>
・会社案内/自己紹介
・「複数箇所積み降ろし機能」の紹介
・最新機能「予約機能」について
・導入事例の紹介
・質疑応答
<対象>
・工場や物流センター内の複数の積み降ろし場を1台のトラックで回る運用
・外部倉庫や調達先の複数の倉庫を1台のトラックで回る運用
上記運用において、各積み降ろし場でのスムーズな積み降ろし・情報連携・予実管理に課題を抱えている事業者
(画像はプレスリリースより引用)
(ロジビズ・オンライン編集部)