神鋼不動産が神戸・須磨で開発の物流施設計画を公表、22年9月下旬竣工予定

神鋼不動産が神戸・須磨で開発の物流施設計画を公表、22年9月下旬竣工予定

1万平方メートル、自社で2件目

東京センチュリーや神戸製鋼所、中央日本土地建物が株主を務める神鋼不動産(神戸市)は9月13日、神戸市須磨区で開発を計画している物流施設「(仮称)神戸市須磨区弥栄台物流センター計画」の情報を掲載した公式ウェブサイトを開設した。

同社が物流施設開発計画の概要を公表するのは、大阪府高槻市に次いで2件目。鉄骨造の地上4階建て、高床式(1メートル)で延べ床面積は1万98平方メートルを想定しており、今年12月上旬の着工、2022年9月下旬の竣工をそれぞれ見込む。

荷物用と人荷用のエレベーターをそれぞれ1台ずつ搭載するほか、ドックレベラー3基、クライミングレベラー1基、トラックバース12台分などを確保する予定。

神戸淡路鳴門自動車道の布施畑ICから約1キロメートル、阪神高速道路31号神戸山手線の白川南ICから約3キロメートルで山麓バイパス直通。神戸中心部に加え、関西一円をカバーできる立地の良さが強み。神戸市営地下鉄の総合運動公園駅から徒歩10分のため、労働力確保の優位性にも期待している。近隣の産業団地「神戸テクノ・ロジスティックパーク」まで車で約15分と至近。


所在地の地図(神鋼不動産ウェブサイトより引用)

(藤原秀行)

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