総額3億5000万円
西友は9月15日、店舗や物流センター、製造工場などで勤務する従業員約3万2000人を対象に、新型コロナウイルス対応特別一時金を10月15日付で支給すると発表した。
同社はコロナ禍でも最前線で仕事をしている従業員に感謝の意を表すためと説明している。個々の具体的な支給額は開示していないが、トータルで3億5000万円に上るという。単純計算で1人当たり1万円強となる。
同社はこのほか、コロナ禍でも店頭への消毒液設置など感染対策を徹底、通常営業を継続する方針を強調。コロナ禍で生活が困窮している人への支援として余った食品などを寄付する活動を、関東エリアに加えて九州の全店舗でも開始したことを明らかにした。
通常の食品寄付活動に加え、関東の一部店舗では「誰かのためのお買い物プロジェクト」を開始。同社店舗利用者が誰かを思って西友で購入した商品を、店内の専用ボックスに入れることで、支援を必要とする誰かへ簡単に贈り物ができる独自の寄付活動。
(藤原秀行)※西友店舗写真は楽天プレスリリースより引用