21年2月末まで、ドライバー負荷軽減とCO2排出削減狙い
佐川急便は9月17日、ローソンと共同で、不在で配達できなかった荷物をローソン店舗で引き渡す取り組みのトライアルを長崎県五島市内のローソン、ローソン・ポプラ店舗計5カ所で9月21日に開始すると発表した。期間は2022年の2月28日までの予定。
佐川のドライバーが配達の際に不在だった場合、不在票をポストに投函。再配達手続きの際に選択肢の中からローソン店頭での受け取りを選べるようにする。
昨今のライフスタイルの多様化に伴い、受け取り方の多様化を促進し、再配達回数の抑制と輸送時のCO2排出量削減、ドライバー業務の効率化などを図る。
今後はトライアル結果を検証し、より実効性の高いサービス展開を検討する。
※以下、プレスリリースより引用(一部、編集部で修正)
これまでのローソン店舗での実証実験および実運用の結果
栃木県
対象エリア | 栃木県宇都宮市(一部除く)、鹿沼市、下野市、栃木市、河内郡、足利市、佐野市、小山市、下都賀郡 |
実証実験期間 | 2020年2月3日~7月31日 |
効果 | CO2削減量 0.2t-CO2 |
実運用期間 | 2020年8月1日~2021年6月30日(直近までの数値) |
効果 | CO2削減量 0.18t-CO2 |
山梨県
対象エリア | 山梨県甲府市、甲斐市、中巨摩郡、韮崎市、南アルプス市、北杜市、大月市、都留市、南都留郡、富士吉田市、甲州市、山梨市、笛吹市 |
実証実験期間 | 2020年8月17日~2021年2月28日 |
効果 | CO2削減量 0.18t-CO2 |
実運用期間 | 2021年3月1日~6月30日(直近までの数値) |
効果 | CO2削減量 0.16t-CO2 |
(画像はプレスリリースより引用)
(ロジビズ・オンライン編集部)