日中でロボット事業展開の知見生かし、グローバル成長加速目指す
Mujinは9月22日、米アトランタに海外子会社「Mujin Corp.」を設立したと発表した。
同社は2011年設立。19年には中国・広州で中国オフィス「牧今科技(广州)有限责任公司」を開設した。国内外で19の賞を獲得するなど、製造業や物流業向けピッキングロボットの機能を高める「ロボット知能化技術」を応用したソリューションが評価され、利用が広がっている。
日中両国で積み重ねてきた知見を生かし、大きな市場を抱える米国にも拠点を展開。グローバル規模で成長を加速させていきたい考え。
米子会社のCEO(最高経営責任者)は、MujinCTO(最高技術責任者)兼共同創業者のDiankov Rosen(デアンコウ・ロセン、出杏光魯仙)氏が務めている。
Mujinは併せて、今年9月27~29日に米ラスベガスで開かれる展示会「PACK EXPO Las Vegas」に参加し、物流向け積み付け自動化ソリューション(MujinRobotパレタイザー)を展示する予定。
知能ロボットコントローラを活用したロボットのイメージ(Mujin提供)
(藤原秀行)