高付加価値な「物流アート」がテーマ、理解深める狙い
シーアールイー(CRE)は9月29日、明治大学で寄付講座「アート・オブ・物流」を開講したと発表した。
9月24日にスタート。蓄積された高度な技術やノウハウによってデザインされる高付加価値の物流「物流アート」(Art of Logistics)の重要性が高まっていることを考慮。各業界を代表するスピーカーの立場で物流に関わる視点から、普段見えにくい物流の仕組みを可視化して説明し、参加者が商流と同等に重要な物流とその関連産業の役割、仕組みをより深く理解できるよう後押しする。
同大商学部の町田一兵教授の指導を受けてスタート。12月10日にはCREの山本岳至取締役が講師として登壇する。消費者のニーズが多様化している中、日常生活では知る機会の少ない「ロジスティクス」と「物流不動産」が果たす役割・重要性を理解してもらうことを目指し、物流不動産を取り巻く市場動向から、消費者生活との密接な関係、施設仕様や庫内運営に関連した最新技術まで広範囲にわたって講義する予定。
(藤原秀行)