今後はギグワーカーへの謝礼に活用も想定
セイノーホールディングスは10月1日、宅配の荷物を玄関など受け取り手の指定した場所に置いて再配達を回避する「置き配サービス」を利用した人に対し、共有ポイント「Tポイント」を付与する取り組みを同日開始したと発表した。
セイノー傘下のLOCCOが配送を担当している約500社のECサイトで買い物をした際、消費者は配送方法で置き配を選択、商品を受け取ると1個当たり10ポイントを受け取ることができる。貯まったポイントは提携店舗やインターネットサービスで利用可能。置き配の利用を促し、再配達削減につなげたい考え。
今後はLOCCOで導入する、好きな時間に配送の仕事を請け負えるギグワーカー制度に関連して、配送を完了したギグワーカーの謝礼にTポイントを使うことなども想定している。
Tポイント活用のイメージ(セイノーHD提供)
(藤原秀行)