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ヤマトCVC、水を燃料に用いた超小型衛星用推進機の開発手掛ける東京大発スタートアップに出資

ヤマトCVC、水を燃料に用いた超小型衛星用推進機の開発手掛ける東京大発スタートアップに出資

宇宙産業の知見蓄積目指す

ヤマトホールディングスは10月28日、コーポレートベンチャーファンド(CVC)「KURONEKO Innovation Fund(クロネコイノベーションファンド)」を通じ、水を燃料に用いた超小型衛星用の推進機(人工衛星のエンジン部分)開発を手掛ける東京大学発のスタートアップ企業Pale Blue(ペールブルー、千葉県柏市)に出資したと発表した。具体的な出資額は開示していない。

Pale Blueは2020年4月発足。水を燃料に用いた超小型衛星用の推進機の技術を軸とした小型衛星事業を行っている。

現状では超小型衛星用の推進機は技術や価格、サイズなど様々な課題を抱えている。Pale Blueは東京大で開発したイオンエンジンの技術を基にして、究極のクリーン燃料とみなされている水を使い、宇宙環境や作業者の安全も考慮した製品の確立を目指している。

既に宇宙航空研究開発機構(JAXA)の革新的衛星技術実証3号機への実証機器搭載など、複数の宇宙実証プロジェクトが進んでおり、今後さらに研究開発を加速させる予定。

KIFの投資先に加えることで今後の宇宙産業に対する知見を深め、新たなビジネスの可能性を探索する。

KIFはヤマトが独立系ベンチャーキャピタル大手グローバル・ブレインと共同で組成した。

(藤原秀行)

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