AI活用による製造業の労働力不足解決図るRUTILEA、丸紅情報システムズと協業開始

AI活用による製造業の労働力不足解決図るRUTILEA、丸紅情報システムズと協業開始

生産現場などの作業モニタリング・解析するAIシステムの普及目指す

製造業の業務デジタル化を支援するRUTILEA(京都市)は10月20日、自社で開発した、生産現場などの作業をモニタリング・解析するAIシステムで丸紅情報システムと協業すると発表した。

AIシステムは物体検知や姿勢推定などから得られる情報を基に、作業工程や作業領域をデータ化し、作業の正誤判定と時間計測を自動で行うのが特徴。

AIシステムを導入することで、客観的データを踏まえた作業効率の向上、作業環境の改善、作業者へのフィードバックが可能となるほか、技能継承への活用も期待される。

両社はAIシステムの普及を図ることで多様な顧客の課題解決を後押しし、製造業を中心とした人手による作業工程管理に貢献。製造業のDXを推進していきたい考え。

(藤原秀行)

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