ACSLとエアロネクストが共同開発した機体に搭載、ドローン物流を後押し
ドローン用器具などを手掛けるニックスは10月29日、ACSLとエアロネクストが共同開発した、機体が傾いても荷物は水平を保つことが可能な新技術「4D GRAVITY」を搭載している物流専用ドローン向けに荷物を運べるようにするアタッチメント(器具)「荷物運搬キャッチャー」を開発したと発表した。
新たなキャッチャーは、既に手掛けているプラスチック製造業で培ってきた設計・開発・製造・品質管理の技術を活用し、新設計の電動化ボックスを開発、搭載している。電動化ボックスを用いることで蓋開閉の電動化と安全に配慮したロック機構を備えた軽量で堅牢なアタッチメントを実現した。
荷物運搬キャッチャーはエアロネクストが10月に北海道上士幌町で行ったドローン物流の実証実験に投入した試作機で採用、初公開された。
ニックスが開発した荷物運搬キャッチャー(機体下部の段ボール搭載部)
(画像はニックス提供)
(ロジビズ・オンライン編集部)